◆ソーラー・スタジオは大きく分けて３つのエリアに分かれている。全てのエリアの電源を同時に入れることはできないので、必要に応じてエリアを移動することになる。

まずは作曲、アレンジのエリア。ここにはソーラー・コンピューターをメインに、数台のシンセサイザー、サンプラー、ミキサーがある。照明はブルーの７連LEDライトがメインで、同じくブルーのスポットLEDがある。ＬＥＤライトは、非常に消費電力が少ない。

左の写真は平沢が座る場所を真上から写したもの。7連LEDライトの下にＳｏｌａｒ AMIGA、サンプラーのコントローラー、キーボードが見える。

◆作曲、アレンジエリアの正面。写真を撮るのが難しい。実際はもっと明るく、スタジオ全体が淡くブルーになっている。

後はガラスになっていて、ライトが反射し、さまざまな場所にブルーの小さなスポットが当たる。

7連ＬＥＤライトの右側に小さく白く光るのは高輝度白色LEDライトで、機材の後にある観葉植物を照らしているが、写真では分かりづらい。

◆キーボードの右側にはミキサーがある。このミキサーは比較的電力をくうので、作業中は直接シンセサイザーにヘッドフォンを指し、ミキサーの電源は切る。必要に応じてミキサーの電源を入れ、楽器のバランスや、エフェクトの具合などチェックする。

照明はブルーの高輝度LED１灯。このLEDライトは乾電池から電力を供給する。既に４ヶ月使用しているが、まだ電池は取り替えていない。

◆7連LEDライト。これ１灯で空間のムードが決まってしまう。240Wのソーラーシステムから直接12Vの電源を取っている。

写真では見えないが、オレンジ色のアームに取り付けられたこのライトのおかげで、作曲アレンジエリアに座ると、宇宙船のコンソールの前にいるような雰囲気になれるのだ。